2009年02月04日

20世紀少年

今日は午前中、源の保育園で、
2月生まれの子のお誕生会でしたicon27

親もお弁当を持って参加☆
園の子どもたち先生たちが、生まれてきたことを、
そして産んだことを祝ってくれた、
とても素敵な会でしたicon12



さてさて、それいゆ、いまさらですが、
マンガ『20世紀少年』にはまっております。


   



いま、映画で第2章やってるのかな。


弟から全巻送ってもらって、
まずは一気にひととおり読んでみました。

24巻もあって長いから、
もう一度読み返してみないと、よくわからない部分もあって・・・
(読解力がないのかしら?)


でも、なんかシュールで子どもじみてて、
ありきたりのようで、ありえない話、
という感じ。
でも想像力とかかきたてられて、好き☆


でもなんていうんだろう、子どものときに植えつけられた
劣等感とか、疎外感っていうのは、
大人になっても、ひきずってしまうのかなあ、
いやいや、そういうものが、人格を
良い方へも悪い方へも、作ってしまうのかなぁ、
としみじみしながら読んだのでした。


今夜また、1巻から読み返してみよ~っと思ってる、
それいゆです。


誰か読んだことのある人いたら、
感想きかせてね~コーヒー  
タグ :20世紀少年


Posted by それいゆ at 14:40Comments(0)ひだまり文庫

2008年12月18日

『七瀬ふたたび』からいろいろ

今シーズン、NHKでドラマ化されていた、『七瀬ふたたび

原作は、『時をかける少女』などの筒井康隆の小説で、
七瀬シリーズとして、『家族八景』『七瀬ふたたび』『エディプスの恋人』の
3作品があります。

         


主人公の火田七瀬には、
人の心が読める「テレパス」という能力があります。


はじめてこの3部作を読んだのは、もう10年以上前で、
当時は、七瀬を含めた女性の”母性”という部分に、
強い印象をうけました。

今回ドラマでは

   人は、かつての時代誰しもがこのような能力をもっていた。
   けれどその能力に頼らなくても、人を思いやり、
   わかりあい生きていくことができたから、
   その能力を封印した。
   いまになって、またこの能力が目覚め始めたのは、
   その能力がふたたび必要な時になったから。

という感じでしめくくられていました。


これを観て、ノーベル文学賞作家、大江健三郎
『燃え上がる緑の木』を思い出しました。

       

そこに出てくる「ギー兄さん」は、癒しの業をもつ人。
村の救い主として、神の担い手として、
人々に頼りにされながらも、糾弾や非難にあい、追い詰められていく。
そんな展開で物語りはすすんでいきます。


七瀬もギー兄さんも、いわゆる、ふつうとはちょっと違う能力をもっているひとたち。

それはときに、「あたらしい人たち」と表現されることもあります。


大江健三郎の著書に、『新しい人のほうへ』という、
中高生向けに書かれたエッセイがあります。

      

『「ウソをつかない力」をきたえて「意地悪のエネルギー」と戦う』
というような内容が書かれています。


こういう「あたらしい人たち」
暴力やいじわるや攻撃といった、ネガティブなものではなく、
思いやり・感じあい・いたわり・癒し、
そういったポジティブな能力を発揮するものなのかもれいない、
なんとなく、そんな連想をしたのでした。


つれづれなるままに。。。


  


Posted by それいゆ at 12:02Comments(0)ひだまり文庫

2008年12月18日

ひだまり文庫

いつか、自宅でお店をひらくのが夢です。


カフェにギャラリースペース、そして本棚の並ぶ部屋も作って。

その本棚には、それいゆやだんなさんの本が並んでいます。

その本たちを、貸し出しする図書室、
それが『ひだまり文庫』です。

   


本好きなそれいゆの、そんな本棚から、
少しずつご紹介していけたら、と思います。  


Posted by それいゆ at 11:20Comments(4)ひだまり文庫

2008年11月28日

フィンランドの子育て事情

先日、なんかの番組でフィンランドのことをやっていました。

スカンジナビア諸国の、税金の高さ、そこからくる、
福祉・医療・教育の安定のことは、少しは知っていたのですが、
その番組をみていて、さらに興味がわきました。


フィンランドでは、出産近くなった家庭に、
総額4万円相当の『育児セット』が配布されるそうです。

その中身が、コチラicon15

     


紙おむつと布おむつ、両方も入っているそうです。

セットの入っている箱は、簡易ベビーベッドにもなるそうで。

     

いらないという人には、現金2万円が支給されるとおうことです。


フィンランドでは、学費も医療費も無料だということです。

そのテレビのなかでは、
若い夫婦は、貯金などまったくないそうですが、
将来に不安は無く、安心していまを生きているということでした。

反面、年金世代は、年金からも税金をひかれるので、
いろいろな不満などがあるようでした。

確かに、北欧の国々は福祉などが充実しているとはいえ、
高齢者の自殺も多いという話を聴いたことがあります。

どんな社会制度がいいのか、一概には言えないけれど、
なんとなく興味を持ったので、いま読んでいるのがこの本icon15


    『フィンランドの子育てと保育』(明石書店)
      

まだ数ページしか読んでないけど、なかなか面白いですface02  


Posted by それいゆ at 11:50Comments(2)ひだまり文庫